食肉検査所について
食肉検査所の仕事
と畜検査(食肉検査)
消費者に安全で衛生的な食肉を提供するために,「と畜場法」に基づいて,牛,馬,豚,めん羊および山羊の5種類の家畜について,生体から食肉になるまで,獣医師であると畜検査員が一頭ごとに検査を行います。
衛生指導
令和3年(2021年)6月1日から,と畜場でHACCPに基づく衛生管理が適正に実施されているかを確認するために,と畜検査員が外部検証(記録検査,作業現場の直接確認,微生物試験など)を行い,その結果に基づき,と畜場管理者に対し指導します。
また,と畜場の従業員の衛生知識向上のための講習会などを行います。
牛海綿状脳症(BSE)対策
生体検査において神経症状や全身症状を示す生後24か月齢以上の牛を対象にBSE検査を行っています。また,BSEの原因である異常プリオンタンパク質が蓄積しやすい部位(特定部位)について,確実に除去・焼却されていることを確認します。
※特定部位:頭,脊髄,脊柱,回腸遠位端
その他
と畜検査結果を家畜の生産者や関係団体に知らせることにより,健康な家畜の生産や安全な食肉の提供に役立てています。
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