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【世界遺産】函館市の構成資産 史跡垣ノ島遺跡

史跡垣ノ島遺跡 全景 遺跡の概要 資産種別:集落跡,記念物(盛り土遺構) 時期:縄文時代早期前半から後期末葉(紀元前7,000年から1,000年頃) 史跡指定日:平成23年2月7日 指定面積:92,749平方メートル 主な遺構:盛り土遺構,竪穴建物跡,墓坑,貯蔵穴,配石遺構 主な遺物:土器,石器,青竜刀形石器,石棒,ヒスイ製垂飾品など資産種別:集落跡 函館市臼尻町の縄文文化交流センターに隣接した海岸段丘上に位置する史跡垣ノ島遺跡は,平成12~15年度に遺跡の南端部で国道改良工事に伴う発掘調査が実施され,縄文早期末葉(紀元前5,000年頃)の墓域から17点もの足形付土版や,後期後半の住居床面から祭祀儀礼に伴うと考えられる漆塗り注口土器や双胴土器といった遺物がまとまって出土するなど,数多くの貴重な成果が得られました。遺跡の重要性が高まったことから文化庁や北海道教育委員会と遺跡の保存に向けた協議を重ねながら,平成15年度には台地の中央で縄文後期初頭を主体とした「コ」の字形をした大規模な盛り土遺構の存在が確認されるとともに,平..
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