エキノコックス症について
エキノコックス症とは
サナダ虫の一種のエキノコックスという寄生虫がおこす病気で,自然界では主にキツネや野ねずみにエキノコックスが寄生しています。
エキノコックスが寄生したキツネやそのフンに直接触ったり,フンに汚染された山菜や沢水を口にすると感染する危険があります。
人が感染すると主に肝臓に寄生し,肝機能の障害を起こしますが,感染してから自覚症状が出るまで数年から十数年かかり,気がつかないうちに悪化してしまうことがあります。
エキノコックス症の予防
・沢水,小川などの生水を飲まない。(井戸水,湧水は煮沸してから飲む)
・野山の山菜や果実はよく洗うか,十分加熱してから食べる。
・外から帰ったら必ず手を洗う。
・キツネのエサになる残飯や生ごみを放置しない。
※ エキノコックス症についての詳しいことは,こちらをご覧ください。 → エキノコックス症の知識と予防(北海道ホームページ)
相談窓口
キツネについての相談は,市立函館保健所生活衛生課(電話 32-1524)におたずねください。
エキノコックス症検診を受けるには
・小学校3年生以上の函館市民の方で,過去5年..